今回制作した「リンゴのソファー」は、インテリアとしての機能だけでなく、空間を彩るアートオブジェとして、多くの方に注目をいただきました。
そのリンゴソファーの役割は、そのユニークで印象的なデザインから、フォトスポットとしても活用し、「見て楽しい」「写真を撮りたくなる」という空間作りのお手伝いです。
今回は、その「リンゴのソファー」をさらに魅力的なオブジェとして進化させるため、リメイクを行いました。
展示やイベントを通して、実際に作品をご覧いただいた方々からは、次のようなご意見をいただきました。
「葉っぱの部分にもう少し立体感があると、より本物っぽくてリアル」
「座って写真を撮れるのが楽しい!けど、もう少し座りやすいと嬉しい」
「アートとして素敵だけど、触れたときの感触にもこだわってほしい」
こうしたフィードバックは、私たちにとって非常に貴重な財産です。
作品の完成度をより高めるため、これらのご意見を元に細部まで見直し、リメイクを実施しました。
一番目を引く「葉っぱ」の部分は、従来は平面的な作りでしたが、今回のリメイクで立体的に仕上げました。
内部にクッション素材を仕込み、ふっくらと膨らんだフォルムに。これにより、リンゴらしさが格段にアップし、視覚的なインパクトもより強くなりました。
展示空間の中でも、一層「アート作品」としての存在感が増しています。
今回のリメイクでは、座面も再設計しました。
見た目の丸みはそのままに、内部構造を改良し、ふっくらとした柔らかさを持たせています。
これにより、ただ眺めるだけでなく、実際に腰掛けて体験できるアートオブジェとしての魅力が向上。
写真撮影やイベントでの滞在時間が長くなっても、快適に過ごしていただけます。
ひびお客様からのお問い合わせでよくいただく質問があります。
それは――
「こんなもの、作れるんですか?」
一見すると冗談のように聞こえるかもしれませんが、実はこの言葉こそ、私たちの制作の原点であり、可能性を広げてくれる大切なきっかけなのです。
私たちは日々、「ちょっと変わったもの」「見たことのない形」「誰かの頭の中のイメージ」を、実際に“形あるもの”として表現することに挑戦しています。
たとえば、今回制作した「リンゴのソファー」は、
「果物の形をしたオブジェって作れる?」という一言からスタートしました。
最初は冗談交じりの話だったかもしれません。
でも、それを本気で形にしてみると、ただのオブジェではなく、
「人が座れるアート」
「写真を撮りたくなるフォトスポット」
「空間の主役になる存在感」
といった、新たな価値が生まれました。
作品は、つくる側のアイデアだけで完成するものではありません。
むしろ、お客様の何気ないひと言や、「こんなのがあったらいいな」という思いつきが、私たちにとっての設計図になります。
「えっ、そんなの作れるの?」と聞かれたとき、私たちはこう思います。
「それ、面白そうですね。やってみましょう!」
そうした対話から生まれる作品は、単なるモノではなく、**共創(きょうそう)**のストーリーを持ったオブジェになります。
だからこそ、展示会やイベントでも人の心を惹きつけ、話題になり、思い出に残るのです。
「じゃあ、具体的に何ができるの?」と思われるかもしれません。
以下のようなオブジェ制作に対応しています:
デザイン性の高い空間装飾(商業施設や展示会用)
写真映えするフォトブースやベンチ
テーマ性のあるイベント用什器やモニュメント
材料:木材、発泡スチロール、布張り、合成素材など
サイズ:小型の置物〜大型の人が座れる構造物まで
また、**「実際に触れる」「座れる」「体験できる」**といった、体感型オブジェの制作も得意としています。
私たちにとって、「こんなもの作れるの?」という言葉は、
ある意味で**“創作のスイッチ”**のようなものです。
その問いの中には、想像、驚き、希望、ユーモア、すべてが詰まっています。
そして何より、それが次の作品へのヒントになることが多いのです。
「こんなもの、作れるのかな…?」と頭に浮かんだときは、ぜひお気軽にご相談ください。
もしかしたら、それが次の代表作になるかもしれません。
記事担当:桑野
オルオル(株)ホームページ https://olu-olu.shop/
お問いあわせメール info@olu-olu.shop
カテゴリ一覧