【ボールプールの壁】
ある住宅展示場のキッズコーナーを制作依頼がございまして、今回もオーダーメイドにて制作させていただきました。
限られたスペースに安心安全で魅力的なキッズコーナーという事で協議致しました。
元気よく遊ぶお子さまにも静かに遊ぶお子さま共に喜んでもらえる空間を考えまして、今回はボールプールを取り込みます。
キッズコーナー全体は3メートル×4メートルほどですが、ボールプールに使用する大きさはその半分の3メートル×2メートルほどです。
残りの半分はテーブル・スツールを設置したキッズこーなにいたします。
今回のボールプールの壁としての階段クッションの形状は通常は四角形のクッションで作成するのですが、【六角型クッション】を設置することにしました。
形状は決まったものの、この六角クッションをいかに安定して設置できるかを考案致しました。
並べ方にしましても、どのように配置すれば安定するのかも考えどころでした。
そのまま床に設置してしまうと六角クッションが転げてしまいます。
ビスにて固定することも考えましたが、そうするとクッションの底面の仕様も変わってきます。
勿論六角クッションを固定するための床にも細工が必要となります。
さらには、六角クッションがビスから外れてしまうと大変危険なことになります。
やはり安心安全に設置すること考えて、マジックテープにて設置することにしました。
問題点としまして、いつもはクッションマットを使用したキッズコーナーを採用するのですが、
今回のキッズコーナーの床はすべてジョインマットを敷き詰めるということです。
これが頭を悩ませます。
通常のマットであればあらかじめマジックテープを縫い付けておくことは可能なのですが、
ジョイントマットに縫製ができません、粘着性のマジックテープあるのですが、ジョイントマットの素材にはマジックテープの粘着効果が効きません。
床との連結が無理であれば、六角クッション同士の連結だけではしっかりと固定ができません。
それならば、ジョイントマットを六角クッションの形に切り抜いて、現場の床に直接設置することも考えましたが、床に貼り付ける相手側にもジョイントシートの粘着がどこまで有効なのかも難しいところですし、切り抜いた後のジョイントマットにも問題がありました。
多くの時間をかけ、ベストの方法にて六角クッションの固定することができました。
今回はボールプールの壁【六角クッション】についての記事となりました。
気になる詳細も含め、現場写真などもホームページに記載していきますので、是非ホームページをご覧ください。
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記事担当:桑野
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