【マンションキッズルーム・現地採寸編】

1ヶ月ほど前、1件の設計建築事務所の方から連絡がありました。
マンションの共有部分をキッズコーナーにするという案件のご相談でした。
話しは確定ではない状態でしたが、イメージ図面、提案図面、見積書と作成しました。
それからしばらくしてその方から再度連絡がありました。

「案件が決まりましたので、一度現地にて打合せ・採寸してもらえますか?」という事でした。

現地にて担当の方との挨拶もおわり、早速採寸させていただくことに。

今回の現場は新築マンションの1室でした。
11階建て、横並び10室、合計100件ほどの規模のマンションです。
キッズコーナーを設置する部屋は専用のカギで施錠され、このマンション居住の方専用の部屋で、
横5メートル、奥行き15メートルほどの大きな部屋です。

構想としては、半分がマットクッションの空間、残りはすべり台、ブロック遊び、お絵描きなどの空間となります。

今回のキッズコーナーの打合せ・大まかな流れとしまして、
●横は部屋いっぱい5メートルほどとします。
●奥行きは、部屋の奥から真ん中までの6メートルほどします。
●部屋の奥に柱型がありますので、この角を壁面マットにて保護します。
●壁面マットも施工したいのですが、新しい壁紙を見せたいので無しです。
●配色は管理会社の方にお任せいたします。
という事で、予め寸法は伺っていましたが、実際に寸法の採寸をいたしました。

 

よくあることなのですが、設計段階の図面寸法と、現地に出来上がっている寸法というのは一致しません。
机上の製作物と、実際の製作物はやはり誤差が出てきます。
それは数ミリの誤差であったり、数センチにわたる誤差が出ることありました。
時には、図面にはない柱があることもあります。
それは全て間違えて製作されているのではなく、現地に最適な施工の結果であると思います。

私達も現地に設置伺った際に、急遽変更することはよくあります。
それは、危険な場所をそのまま放置するよりも、現場でできる加工であればその場で行うこともあるように、部屋を作り上げる段階で、現場の監督・職人達による善意の変更であると思われます。

今回の寸法は横幅が当初の図面の4,600㎜が、実寸が4985㎜、柱が影響する箇所は4,130㎜
奥の壁も直角ではなく、少し台形になっておりました。
今回の現場には3つほどのコンセントがありました。

しかしながら、今回のキッズコーナー周辺はクッションとなりますので、コンセントはそのまま使用できるようになりました。
遠方の方とのお話の際にはお客様に採寸していただく場合も大いになります。
その際には、動画でライブ実況にてやり取りをさせていただくこともあります。

今回の現場のキッズコーナーは、
マット24枚、クッション15本、壁面マット6枚ほどの現場となりそうです。

ほか、ご不明点等ございましたらメール電話にてお待ちしております。

 

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お問いあわせメール info@olu-olu.shop

記事担当:桑野

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